ミニマリズム、ミニマリストがもてはやされ、持たないことが正義である、無駄遣いはいけないことである、という考えが流行っているように思う。
かくいう私もその流れに乗っていた一人であった。
服はすべてユニクロで同じ服を揃え、物を必要とする趣味は持たずの暮らし。
選択と集中をメインテーマに効率化を図る素晴らしい生き方だと思っていた。お金も殆どかからず、貯金を多くすることができていた。
社会人1年目、2年目の頃の話だ。
経験には金を使えとは言うものの、消費行動に対してお金を使うことも自分の世界を広げることであると思う。無駄遣いは本当に無駄遣いなのか。自分はそうは思わない。無駄遣いの先にしか手に入れられない経験があるはずだと今は考える。
服、食事、酒、インテリア。このような"文化的"なものに対してはむしろ無駄遣いをしていくことがある種のセンスの醸成ために必要になるはずだ。
戦略的無駄遣いで世界を広げよう。
反ミニマリズム主義を掲げ、Amazonで無駄遣いする大義名分を立てる。